2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

悠奇さんへのお誕生日プレゼントSS

悠奇さんへのお誕生日プレゼントSS、『destroyer!』が完成致しましたm(__)m 長らくお待たせしてしまってごめんなさい! 他校の生徒から告白される千歳、で葵千歳とのリクエストを頂きまして、色々と書いてみたのですがどれも納得いかず(苦笑) やっと出来…

destroyer! (後)

「わぴこ! 北田くん!」 息を切らし、二人に駆け寄った。 二人とも、どうして来たんだと言いたげに私を見る。 わかってる。わかってるけど。 「これじゃ、駄目、なのよ……! 私が決着を、つけなきゃ」 全力で走ったせいで、ひどく苦しい。 でも私は、力を振…

destroyer! (前)

私は、今までにこれほど『逃げたい!』と思ったことはないだろう。 とにかく逃げたいのだ。死ぬほど逃げたい。 今すぐここから、消えてしまいたい。 誰でもいい、私をさらってくれると言う人がいたなら今の私は喜んでついて行ったろう。 しかし、いくら望ん…

『マナーです』『語りかけ』後書き

実はこのところスランプです。 悠奇さんへのお誕生日SSを書こうと頑張ってるのですが、なんだか納得の行かないものになってしまって、書き直しの嵐です!(涙) というわけで、リハビリSSです(^_^;) 早く抜け出したい!!

『お疲れ様』語りかけ(千歳)

ねぇ、あなた少し疲れてるんじゃない? だって……顔に疲れが張り付いてるわよ。 いーえ! 私の目は誤魔化されないわっ! そりゃ……わかるわよ。 私だって、理事長の仕事を毎日何事もなくこなしてるわけじゃないのよ? トラブルだってあるもの。 PTAとの折り…

マナーです。(秀わぴ、葵千歳)

今、僕は電車に揺られている。 電車に乗ることは初めてではないし、街へ買い物に行くことがあれば使うので乗る頻度は高いのではないかと思う。 それは、一緒に乗っているわぴこや千歳さん、葵も同じことだろう。 ただ、このたびの乗車はちょっと街へ……なんて…

『焦れた俺、気付かぬアイツ』あとがきと言う名の言い訳

突発SSでございます。 最初はファンの方が増えてきたので、お礼SSにしようと思ってましたが……なんかお礼にしては違うかな?と思い…… 単なる突発にしました(笑) 実はこれ、今日の仕事中に考えてたネタなんですが……なんとなんと! 真昼の月さんと、意図せ…

焦れた俺と、気付かぬアイツ(葵×千歳)

「千歳、付き合ってくれないか」 ある日の休み時間。 いきなりの葵の台詞に以前の嫌な思い出が蘇る。 そう言えばコレで見事にセール要員に駆り出されたことがあったわね……放課後まで私がどんな思いでいたと思うのよ。 ……と言っても、葵はそんなこと知る由も…

宣伝コメントについて

最近また頻繁に来てますね、私のブログ(サイト)にも遊びに来てね!系のコメント。 最初は真面目に答えてたんですが、まるまるコピペなんですよ。 ジュリアとかいう方のコメントなんか、↑それ同感!ご立派!とか書いてるんですが矢印の先は単なる宣伝コメント…

キスをしよう!46~52更新

はい、裏に上げてきました……生まれて初めて書きました……燃え尽きております(ぷしゅ~) 51までの予定でしたが、52まで入れちゃいました(^_^;) 禁になるかどうかは微妙だったんですが、少しそれを匂わせる表現もありましたので(^_^;) えーと…… とりあえず……

キスをしよう! 52

――― 眩しい…… いつもの朝……でも今日は休みだからゆっくり休んでいられるのよね…… もう一度このまま眠っちゃおうかしら…… 微睡みつつ、私は少し体を動かそうとして、ある事に気付いた。 素肌にシーツの触れる感触。 どうして素肌? パジャマは…… そこで意識が…

キスをしよう! 51

息を飲んだ。 いや、飲んだというか、息が出来なかったのだ。 潤った私の中心に、葵が入ってくるのがわかった、と思った瞬間。 押し入って来られる圧迫感と共に、引き裂かれるような痛み。 もちろん、覚悟はしていたし、並の痛みじゃないとは知っていたけれ…

キスをしよう! 50

……どのくらい、葵に踊らされていただろうか。 与えられる快感に溺れて、時間の感覚が全くない。 荒く息を吐き、時折深くキスを交わしてまた溺れて。 そのうちに、涌いてくる快感の波が高まってくる。 何も考えられなくて、頭の芯まで快感が支配する。 絶頂が…

キスをしよう! 49

葵はそのままそこを攻めることはせず、一旦身体を離して。 抱きしめるように私の背に両手を回し、ブラのホックを外した。 流れるような動作でそれを両腕から抜き取り…… 最後の一枚に、手をかける。 私は黙って、少しだけ腰を浮かせた。 息を合わせたようなタ…

キスをしよう! 48

ただひたすら無言で、夢中で口付けを交わす。 舌を絡めるキスが、こんなに気持ちいいなんて。 葵の口付けに酔っていた私の身体が、私の意思とは関係なくビクリと跳ねた。 「ん、ん……!」 くぐもった声が吐息と一緒に葵の口内に吸い込まれる。 葵の手が、下着…

キスをしよう! 47

私が顔を背けて言うと葵は少し残念そうに、え~……と不満を述べつつ電気を消してゆく。 ただ、真っ暗にするつもりはないらしく、ベッドサイドのキャビネットに置かれたスタンドライトを灯した。 「いくら何でも真っ暗は無理だかんな」 まあ……ね。 まるきり見…

キスをしよう! 46

「あ、葵……」 私は改めて葵に正面から抱きしめられて、上擦った声で何かを言おうとしたのだけど。 「千歳」 唇を塞がれ、舌を絡めとられ、何を言おうとしていたのかも忘れてしまう。 以前のキスよりも濃厚に舌を絡ませて来る葵に、余裕は感じられなかった。 …

キスをしよう! 45

「気付くのが遅せーよ、ドンカン千歳」 そう言って笑った葵の手が伸びて来て、私の両頬をそっと挟み、引き寄せられて。 ついばむように口付けられた。 どうしよう、こんなに幸せな気持ち、初めて。 ちゅ、ちゅ、と何度も唇をついばまれ、涙がこぼれた。 「葵…

キスをしよう! 44

その夜、私達はテーブルを挟んで向かい合っていた。 私の醸し出す雰囲気がいつもと違うのを感じているのか、葵もやや緊張した面持ちで座っている。 「で、頼みってのは何だ?」 「……ええ」 いざ切り出されると、何から話していいのかわからない。 「……うーん…

キスをしよう!更新予定

やっと、やっと、ファンのみ公開のカテゴリの執筆が完了しました! 長かった……!! 18禁はやはりハードルが高かったです(涙) とりあえず、途中で切りたくないのでまず45をアップしたら、46から51まで打ち込みが出来しだい、アップしたいと思います。…

泡沫 2 (葵千歳、秀わぴ前提で秀一、葵、浅羽、北条)

クラスで喫茶店をやるんだと言う葵に誘われて行ったら、たまたまそこで浅羽君と北条さんに会った。 盛況だった喫茶店は満席で、仕方なく彼らと相席になり 休憩に入った葵も加えて四人で少し話をした。 折しも時期は受験を視野に入れ出す2年の秋。 自然とそ…

泡沫(葵千歳、秀わぴ前提で秀一、葵、浅羽、北条)

行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし 世の中にある人もすみかも、またかくのごとし たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、いやしき人の住まひは…

翡海さんへ、捧げ物を……

楽天ブログ消失で傷心の翡海さんをお慰めしたく、書き下ろしでSSを書いてみました(^_^;) 3時間で書き上げたものですので、出来栄えはどうなのか……といったところで申し訳ないです(汗) 北条さんが極悪人だし_| ̄|〇 しかし時間をかけては意味がないかな、…

翡海さんへの捧げ物3(葵千歳)

「ごちそうさまー! もう入らないわ!」 北条さんのやったことは犯罪ではあったけど、結局私たちは警察沙汰にはしなかった。 北田くんが証拠をきっちり押さえてくれていたので、これを『大きな貸し』にすることで話がついたのだ。 私は事情を伏せて病院で検…

翡海さんへの捧げ物2(葵千歳)

「そろそろ定時連絡の時間だな」 きゅ~ぅぅぅ 「そういえばまだだな、もう15分は過ぎてるのに」 くるっくるっくるるる 「何か動きがあったのか……?」 ぎゅーくるるるるぅ 「こちらの要求を飲んだのかもしれないぜ」 ぐっきゅー 「だとしたら」 ころころこ…

翡海さんへの捧げ物(葵千歳)

ねえ。 私が一体何をしたっていうの? いくら私が薄幸の美少女だって言ったって、これはあんまりだと思うの。 『傷心の貴女へ贈るラプソディ』 「こんなんでほんとに上手く行くのか?」 「さぁな、俺たちはただ言われた通りにこいつを見張ってりゃいいんだよ…