「気付くのが遅せーよ、ドンカン千歳」 そう言って笑った葵の手が伸びて来て、私の両頬をそっと挟み、引き寄せられて。 ついばむように口付けられた。 どうしよう、こんなに幸せな気持ち、初めて。 ちゅ、ちゅ、と何度も唇をついばまれ、涙がこぼれた。 「葵…

その夜、私達はテーブルを挟んで向かい合っていた。 私の醸し出す雰囲気がいつもと違うのを感じているのか、葵もやや緊張した面持ちで座っている。 「で、頼みってのは何だ？」 「……ええ」 いざ切り出されると、何から話していいのかわからない。 「……うーん…

やっと、やっと、ファンのみ公開のカテゴリの執筆が完了しました！ 長かった……！！ １８禁はやはりハードルが高かったです(涙) とりあえず、途中で切りたくないのでまず４５をアップしたら、４６から５１まで打ち込みが出来しだい、アップしたいと思います。…